身内に不幸があったとき④
前回は「身内に不幸があったとき③」として、死去翌日~2週間の流れを説明しました。しかし、実はその他にも葬儀の手配やお寺の手配もあったりします。葬儀やお寺の手配は遺体の搬送手続きの際に葬儀屋さんとのつながりができてそのまま依頼することもあります。私がそうでした。実際に葬儀とはいっても「通夜」「葬儀」「初七日」「四十九日」などなど、宗派にもよりますが、様々な法要があります。よくわからないことだらけですので、葬儀屋に相談しながら進めていくと良いと思います。
また、最近では家族葬などが流行しているように、葬儀も過渡期にあるのではないかと思います。自分の常識が古い思い込みの可能性もあります。「葬式はお金がかかる」と思い込まないで、いろいろ相談しても良いのではないでしょうか。ここで葬儀屋さんにお任せすることができるとかなり精神的に楽になりますよ。(経験済)
なお、初七日は葬儀と一緒に済ませてしまったり、四十九日は簡素化し家族のみの法要にしたりすることが増えつつあるようです。私も葬儀屋さんに教えていただき、初七日は葬儀と一緒に行い、四十九日は家族のみで済ませました。
さて、今日は今までお金が出ていく話ばかりしていましたが、ここからはお金が戻ってくる話をしますね。漏れの無いようにしっかりと申請してくださいね。
- 遺族年金、寡婦年金、死亡一時金その他の給付申請
- 高額医療費の支給申請
- 死亡保険金の受取請求
ざっと上記3つは忘れないようにしてください。遺族年金は遺族基礎年金と遺族厚生年金からなり、世帯主が亡くなったときにその配偶者や子が受給できるものです。年金事務所で手続きをすることによって受給できますが、時効は5年で、5年を過ぎた分の遺族年金は受給できません。また、「寡婦年金」「死亡一時金」「中高齢寡婦加算」「経過的寡婦加算」などを(条件によっては)受給できますので、しっかりと調べたうえで申請することをお勧めします。
高額医療費はご存じですか?同一月にかかった医療費が基準(年齢や収入によって基準額は変わります)を超えている場合、基準額を超える以上の額は保険によってカバーされるという制度です。(ただし、今年の8月から基準額が大幅に引き上げられますので注意)
我が家の場合は父が入院していた大学病院が、あらかじめ手続きすることで、立替をすることなく高額医療費が健保から大学病院に支払われました。医療機関によってこのような手続きを教えてくれるかどうかは分かりませんので高額療養費の申請をしていない場合には忘れないように気を付けてください。
死亡保険金の申請も忘れてはいけません。保険会社に連絡をすると申請書類が送られますので、必要事項の記入、捺印をして送り返せばOK。なお、死亡保険金が「500万円×法定相続人の数」を超える場合は相続税が課税されますので注意が必要です。
このように、葬儀だけでなく、まだまだやらなければならないことは山積しています。悲しみのなかでこれら手続きをしていくのはつらいものがありますが、時効や期限があるものが多いため、迅速に取り組んでいく必要があります。引き続き、次回は1か月後~4か月後の手続きをまとめてみようと思います。
ここまでお読み下さりありがとうございました!
