日本語能力の物差し③BJT

BJT(ビジネス日本語能力テスト)という日本語の検定があります。ご存じですか?留学生界隈、日本語教師界隈以外ではあまり知られていないかもしれませんね。私の勤める専門学校でもJLPTはほとんどの先生が知っていましたが、EJUで2割、BJTはもっと少なかったですね。(中には「J(Japanese)があれば日本語の検定でしょ?」といった強者先生もいましたが・・・。

ちなみに、BJTは日本漢字能力検定協会が主催しています。漢字能力検定協会というと「漢検」でお世話になっている方も多いかもしれません。(私もです。元高校の国語のせんせいでしたから・・・)日本漢字能力検定協会はBJTと関連して日本語教育、特に留学生のビジネス日本語に関する教材も沢山発行しており、私も大変お世話になっています。

そんな話はさておき、BJTは「ビジネス日本語の能力を測る」テストになります。ですので、ビジネス日本語に特化したテストであるのですが、出入国在留管理庁から日本語能力の証明としてBJTのスコアを使うことが出来るのです。

なお、JLPTと違ってBJTには合格や不合格といった判定ではなく、スコアが示されます。もちろん、スコアは高い数字の方がよいというものです。そして、スコアに応じた「レベル」があります。

【レベル】(  )内はスコア

  • J1+(600~800)どのようなビジネス場面でも日本語による十分なコミュニケーション能力がある
  • J1(530~599)
  • J2(420~529)ここがN1前後(大学進学レベル)
  • J3(320~419)ここがN2前後(専門学校進学レベル・就職レベル)
  • J4(200~319)
  • J5(0~199)

といった感じですね。試験は会場のPCで受験し、スコアはその日のうちに判明する今どきの検定試験です。(決してJLPTをディスっているわけではないですよ)

受験料は7,000円(2005.3現在、日本で受験する場合)です。在留資格の各書類にBJTのスコアを書くことが出来、スコアによってJLPTと同様の判定をしてもらえるので、進学や就職でも役に立ちます。もちろん、高度人材ポイント制において480点以上でN1、400点以上でN2のポイントが付与されるので、在留資格「高度専門職」を狙いたい人にも狙いたい資格ですね。

ただ、JLPTと比べて最大のメリットは試験日を選ぶことができるということです。JLPTは7月と12月の2回しかチャンスがないのに比べ、BJTは会場(テストセンター)が空いているのであれば、自由に受験できます。また、余談ですが、JLPTと違って日本人でも受験できます。(受けてみようかな?)

ここまでお読み下さりありがとうございました!

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